勘六縁の田んぼから

少し離れた場所でも違う、田んぼの土の乾き方。

こんにちは。陽佑です。裕美氏がブログでもお知らせしたように、少しだけ茨城へ帰省してきました。お会いした皆さま、ありがとうございました。田んぼの作業もやっと落ち着いている時期だったので、よい気分転換になりました。

車で移動しながら、田んぼの乾き具合を観察してきました。この時期には、何度か茨城に帰省していますが、改めて観察してみると、違いがあることを知りました。

遠野の中でも、私たちの住む小友とその他の地域でも違いがありますが、車で30分から1時間ほどの距離にある県内の地域と比較すると、大きく違っていました。

宮城、福島、茨城は、もっと違っていました。

写真は、茨城にある裕美氏の父方の、ご実家の田んぼです。気温も高く、日差しも強く、土もだいぶ乾いていました。
茨城にある裕美氏の父方の、ご実家の田んぼ。

茨城にある裕美氏の父方の、ご実家の田んぼの土。

秋、田んぼの土が乾いて、稲わらの風化も進んだ頃合いに田起こしをするというのが理想です。このように乾く地域であれば、これが可能なのだろうと感じてきました。

小友では、11月に入ると、気温もぐっと下がって、雨も多くなり、雪がちらつき始めるので、なかなか理想通りにはいきません。

正直なところ、

「あ~うらやましい!!!」

と思ってしまいます(笑)。でも、ないものねだりです。私は、私の生きる場所で技術をみがいていかなければいけません。

このような自然条件のなかで、どのように米作りをしていくのか。ただ無肥料・無農薬にすればよいという訳ではなく、先輩農家さんの真似をすればよいという訳ではなく、ひとつひとつの作業の意味を学んで、その意味にそったやり方をすることが大事です。まだまだ考えなければいけないことがたくさんありそうです。

今33歳なので、あと30回はお米作りができると思います。1年に1回だけなので少ないですが、残り30回の中で、少しでも理想に近づけるようにしていきます。

それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 


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