勘六縁の田んぼから

少しの晴れ間に急いでやる作業~秋の田起こし~

こんにちは。陽佑です。ここ何日かは、日中暖かい日が続いていますが、朝晩は寒く、車のフロントガラスが凍る日も多くなってきました。こうなると、外に出たくなくなります(笑)。

11月になると雨の日が多くなります。そうなると、田んぼにトラクターなどが入れなくなります。晴れの日が続くことは貴重なので、ある程度田んぼが乾いたかなという状況を見計らって、いっきに田起こしをしました。

秋作業は、今まで色々な方法でやってきました。耕す方法やタイミング、排水の改善など、試行錯誤している状況です。

7年間、作り続けてきて分かったことは、しっかり乾く田んぼの方が育ちもよく、草が抑えられるということです。知識として分かってはいましたが、乾く田んぼというのがどの程度なのか、ということが、経験の中で分かるようになってきました。

来年作付する田んぼは、30枚以上あります。その中でも、よく乾く田んぼ、乾きにくい田んぼ、その間ぐらいの田んぼ、と様々です。

今年は、よく乾く田んぼについては、二山耕起をしました。写真のように、田んぼの中に畝をつくっていきます。
2017年秋、二山耕起後の田んぼ。

こうすることで、より土が乾きやすくなり、草の種が死滅したり休眠すること、また微生物が有機物を分解したり窒素を固定したりすること、をねらっています。

乾きにくい田んぼについては、溝切りだけしました。秋に田起こしできるほど乾かなかったので、春に、なるべく早く乾いてもらえるように溝を掘りました。

秋作業は、来年のお米作りの準備、始まりになります。雪が降る前に、何とかやるべきことは終えることができました。

あとは、冬の間にもう一度、ひとつひとつの作業を見直してみます。

それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 


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